海外留学

海外の研究室でインターンシップをするために ①メールの書き方編

こんにちは!うどん研究者です。

今回の記事では海外のラボでインターンシップを希望する際に、希望先ラボへのメールの書き方を紹介します。

僕の聞いた話だと、トップラボの教授は1週間のうちに何通もインターンシップを希望するメールを受け取るようです。

ですが、実際にインターンシップをできる人数はその中の一握りです。

今回の記事では他の候補者よりも魅力的に見せるメールの書き方を伝授します!

インターンシップの利点について

海外のラボでインターンシップを行うことには様々なメリットがあります。

海外のラボでインターンシップをすることによって、研究スキルを上げるだけでなく、海外の研究環境について視野を広げることができます。

また、海外の博士課程に進みたいという人はまずそこのラボでインターンシップを行うことによってコネを作ったり、推薦状を書いてもらったりしてもらえます。

海外の博士課程への進み方はコチラの記事で紹介してます。

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また履歴書にも海外インターンの経歴があるとよく見えやすくなると思います。

うどん研究者
実際僕もアメリカ・NIHでインターンシップを行いましたが、振り返ってみるとほんとうにしてよかったなと思うような経験でした。

インターンシップの期間について

研究室のインターンシップの期間は最低2か月、できれば3か月以上確保するのが望ましいです。

なぜなら、自分が効率的に働き始めるまでに1か月くらいは要するからです。

たった1か月のインターンシップではラボや実験手技に慣れるだけで終わってしまいラボとしても受け入れるメリットは少ないです。

受け入れ先への利益を大きくした方が採用されやすいので長期休暇を使い、長めの期間を設定しましょう。

実際のメールの例

早速メールの一例を紹介します。

件名:Regarding Internship at Your Laboratory

Dear Prof. ○○,

My name is Taro Yamada, a X-year □□(学科) student in the faculty of △△ of ○○ University in Japan. I am seriously considering joining PhD program at your laboratory after finishing the △△ course in March, 20XX. I will be able to obtain a Japanese-Government scholarship for pursuing PhD in a foreign country. To this end, I am hoping that we could discuss the possibility of doing research at your laboratory. It would be appreciated if I could visit your lab as an intern from □ to □ this year.

I am very much interested in (以下、相手の研究に対する自分の興味を説明)

As a brief introduction, I have engaged in research for X years and I am currently working on a project on (以下、自分の研究を説明)

Lastly, I have also attached my CV to this email for further reference on my personal experiences. I hope this email finds you well. Look forward to hearing back from you.

Kind Regards,

Taro Yamada

僕の場合、第1段落目で簡単な自己紹介とインターンシップの希望の旨を伝え、第2段落で相手の研究に対する興味、第3段落で自分がこれまでやってきた研究を伝えました。

ここからは各段落での書き方の注意点について解説していきます。

第1段落 簡単な自己紹介とインターンシップの希望の旨

① 書き出しはI am でなくてMy name is

自己紹介をするとき、I am ~. とMy name is ~. という文章がありますが、formalのメールの場合My name is が好まれるそうです。

② 自分の肩書、身分を具体的に伝える

「○○大学の山田太郎です。」ではなく、「○○大学△△学部□□学科X年生の山田太郎です。」とできるだけ具体的に自分の肩書を伝えましょう。

メールでは顔も見えない相手とのやり取りです。はっきりと身分を伝えることで精神的な障壁を和らげましょう。

③ インターンシップ希望のメールであることをしっかり伝える

長文メールになりますので、最初の段落の中でメールの旨がインターンシップ希望であることを明記しましょう。件名もこれにしましょう。

僕の紹介した一例では博士課程進学も考えている旨も伝えました。

④ 大学院も考えている場合は奨学金のことも

インターンシップをした後、そこの研究室で修士課程や博士課程に進むことを考えている場合は奨学金をとれることを強調しましょう。

欧米の研究室は院生の給料も研究費の中から負担する必要があります。奨学金をとれる学生はPIにとってかなり魅力的で、かなり大きなアドバンテージになるのです。

まだ奨学金をとっていなくても「取る予定です。」と断言してしまえばいいのです。

うどん研究者
「予定」というのはあくまでも変わりうるものです。「取りました。」と言わなければ嘘ではないです(笑)

もしも実際インターンシップの後に内諾をもらって大学院に進むことになった場合、奨学金とれなかったらそのときはそのときに交渉すればいいと思います。

実際、良いラボから内諾をもらっていれば、大学院進学のための奨学金をもらえる確率はぐっとあがります。

第2段落・第3段落 相手の研究に対する興味・自分がこれまでやってきた研究

① 相手の研究に対する興味をまず先に

僕のメールでは第2段落に相手の研究に対する興味、第3段落に自分のこれまでやってきた研究について説明しました。

なぜこの順番にしたかというと、インターンシップ希望先の研究と自分の現在の研究テーマがよほど近くない限り、自分の研究テーマに相手の教授が必ずしも興味があるとは限らないからです。

教授に頻繁にメールが届いている場合、全てのメールを最後まで読んでいる時間はありません。そのため、教授が途中で興味を失って読むのをやめるのを防ぐためにも、先に相手の研究に対する興味を説明するのがおすすめです。

相手の教授は自分が希望先のラボのどのようなところに興味をもっているのかは確実に知りたいはずです。まずはここをしっかり説明しましょう。

うどん研究者
実際、先に相手ラボの研究への興味を書いたメールの方が返信率は高かったです。

② 相手の研究に対する理解をアピる

相手の研究に対する興味を伝えるときに努めなければならないことは相手の研究について自分が理解をあることをしっかり示すことです。

漠然としていれば印象に残りにくいですし、自分がその分野について背景知識があることを伝えられません。

希望先のラボから発表されている論文や、その教授によるレビュー論文などを事前に読み、希望先のラボの研究がその分野においてどのような位置づけなのかを理解しましょう。

できるだけ具体的にどのような部分に興味を持っているのか伝えましょう。

どんなテーマで研究がしたいのかまで具体的に説明できれば好印象となるはずです。

うどん研究者
具体的な目的意識をもっている学生は喜ばれるはずです。それをメールで伝えましょう。

③  自分のやってきた研究の経験が役立つことを伝える

自分のこれまでやってきた研究を説明する際は、概要を説明するとともに、希望先のラボで使えそうな知識・実験手技などを強調していきましょう。

「この学生はある程度の前提知識・経験はありそうだな。」と思ってもらえることが重要です。全く何も知らない状態だと、ラボや実験手技に慣れるだけで1、2か月かかってしまい、受け入れ先ラボへのメリットが少ないです。

一労働力として貢献できることを伝えましょう。

うどん研究者
しっかり研究してきたことを強調しましょう。「論文を発表する予定だ。」と書いてもいいと思います。研究素人でないことが伝わります。

自分がどのように貢献したいかまで書きましょう。

添付文章について

① 必ずCVを添付する。

メールの文章では自分のバックグランドについて事細かに記述することはできません。

もしも相手の教授が少しでも自分に興味を持ってくれている場合、自分がどのような人間であるか具体的に想像したいはずです。

なので自分がどういう人間であるかはCVで説明しましょう。学歴や研究経歴、その他の経歴、課外活動などで取り組んできたことなどを記述しましょう。

当然ですが、CVには必ず顔写真をつけるようにしましょう。相手も心理的距離が減りますし、印象にも残りやすいはずです。

② 論文がある人はそれも添付する

学部生や修士生で論文があることは珍しいです。たとえインパクトの大きい論文ではなくてもしっかりと研究に取り組んできた証となるはずです。

もちろん論文がない人は何もつけなくても心配しなくても大丈夫だと思います。欧米では修士が1年の国も多く、博士課程を始める前は論文を持っていない人が大半です。

うどん研究者
実際僕も論文はありませんでしたが、返信はちゃんと来ました。なければないで大丈夫です。

おわりに

以上が、僕の紹介するメールの書き方です。

もっとも大切なことは相手の研究に対する興味を伝える際に自分がその分野をよく理解していることを伝えることです。

最後は縁と相性だと思って、もしも返信がなくても落ち込まなくていいとおもいます!
(僕はそう思い込むようにしてます(笑))

メールの書き方は以上ですが、もしも相手の教授が自分のメールに興味をもってくれたら、次はスカイプでの面接があることが多いです。

教授やポスドクの研究員と複数回にわたって面接を行うことが多いです。

今後の記事では面接についても紹介していきます。

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うどん研究者

生物学研究者の卵。 大学院、基礎医学研究、留学、英語学習について発信していきます。 博士課程から海外留学予定。大好物はうどん。

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